大学当局がイニシエ中止を通告 ガイドライン違反が原因

 学生サービス部は、4月23日に開かれたイニシエーション(以下、イニシエ)を受けて、各寮に対してイニシエの中止を通告した。大学は「集会届とガイドラインへの違反があったため」と説明している。

 今年のイニシエは、各寮が「感染防止ガイドライン」を、そして全寮を代表する文化委員長が「集会届」を提出することで大学の許可が降りた。そして、ある寮がガイドラインを学生グループに提出した際、大学は「学生本部長との協議の結果、ガイドラインに沿った実施がなされていないと判断された場合、実施予定の他寮のイニシエをすべて中止とする」という条件を付した上で開催を許可した。  

 しかし23日の発表において、「集会届」と「感染防止ガイドライン」への違反(発表が規定時間を越えたこと、マスクをしていない観客への注意を呼びかける誘導員の配置を怠ったこと)が見られたため、学生グループは26日以降の全寮でのイニシエの中止を通告した。関係者は「この約束に基づいて実施した以上中止となるのは仕方がないが、各寮が個々にやっているイベントにもかかわらず一つの寮の違反が他寮の発表の全面中止につながるのには少々納得できない」と話している。【山本瑛】