2年ぶりの開催!C-Week実行委員長にインタビュー


 コロナ禍の影響により2年ぶりの開催となるC-Week(キリスト教週間)。期間中は授業時間が短縮され、キリスト教に触れるイベントが毎日開催される。今回は、C-Week実行委員長の渡邉結宇さんに、そのテーマや見どころについて伺った。

▼C-Weekのイベント情報は公式サイトで確認できます。(icu.ac.jpからのアクセス限定)

https://sites.google.com/icu.ac.jp/cweek2021/

――C-Weekとはどのようなイベントですか?

 C-Weekは、ICUの“C”にあたるキリスト教主義について考え直す週間です。具体的には、毎朝シーベリーチャペルで早朝礼拝を行ったり、火曜日には著名な先生をお呼びして特別なチャペルアワーを開催したりします。礼拝のほかにも、普段はキリスト教以外の分野を教えている先生方がキリスト教について講義する特別キリスト教概論、キリスト者学生会(KGK)などの学内のキリスト教系団体からの持込み企画もあります。

――今年のC-Weekのテーマ「対話を必要とするとき」には、どのような意味を込めましたか?

 このテーマは、もともと昨年のC-Weekで設定するはずだったものです。グローバル化によって異文化間での交流が盛んになる一方で、軋轢も生まれてくる。そのなかで、C-Week実行委員の1人から、「そもそも対話を拒絶する人が出てきたときに、私たちはどう向き合っていけばいいのか」という問題提起が出たのがはじまりです。そして、一年間のコロナ禍で、オンラインでしか他人と話せない時期が続き、自分が誰と対話を必要としていて、誰とは必要でないのかということがはっきりと意識されるようになり、テーマの意味が一段と深まったのではないかと考えています。

――初めてC-Weekを迎える人におすすめの企画があれば教えてください。

 個人的には特別キリスト教概論がおすすめです。各メジャーの先生方が授業のような雰囲気で、自分の専門と絡めてキリスト教のお話をしてくださるので、キリスト教に興味を持つきっかけになるのではないかと思います。今年の講師は、直井望先生(心理学)、国際政治学のジョージアンドレア・シャーニー先生(国際関係学、政治学、アジア研究、開発研究、平和研究)、伊藤亜紀先生(美術・文化財研究)です。

――次に、スペシャル・シンポジウム「性とジェンダーについて 〜ドキドキ シンポジウム〜 / Doki Doki Symposium on Gender and Sexuality」について伺います。キリスト教はクィアに厳しいイメージがあるので、ジェンダーというテーマは意外でした。

 このシンポジウムは、ジェンダー・セクシャリティとキリスト教の関わり合いというよりは、まずジェンダーありきで考えていく企画です。日頃思っている素朴な疑問を気軽にぶつけてください。

――特別企画「大沢ふしぎ発見! / Discovery of the Osawa’s Mysteries」には個人的に興味を惹かれました。

 ありがとうございます。23エイプリルのメンバー5人で取り組んでいるこの企画は、ICU周辺の地理情報をよりよく知ることが目的です。今回は、ICUの隣にあるルーテル学院大学と東京神学大学の先生の協力のもと、動画を作成しました。当日のウェビナーでは、タイトルのオマージュ元のテレビ番組のように、動画の端々に織り込まれたクイズに、投票機能を使って答える形で進行していく予定です。

――最後に、ICU生へのメッセージがあればお願いします。

 キリスト教に特にこだわらずにICUに入学した人のなかには、キリスト教にあまり興味がない、あるいは知識がない人もたくさんいて、キリスト教との距離を感じる人も多くいると思います。しかし、ICUにおけるキリスト教は、ぜひクリスチャンになってくださいというものではなく、聖書の教えを読んでみて、あなた自身はどう考えるのかと問いかけるキリスト教です。ICUが大切にするキリスト教主義をより多くの人に意識してもらえる一週間になればと思います。

――ありがとうございました。【四日市】