年間9万円で休学可能に、「在籍料」が新設へ
|国際基督教大学(ICU)は、12月3日にICU Portal上で学生の学費負担を減らすために「休学費」及び「留学費」を廃止し、新たに「在籍料(各学期3万円、年間9万円)」を新設し、2015年度第1学期から適用すると発表した。学部生の他に大学院生にも適用されるが、交換留学生は対象外。
ICUでは、今まで経済的または健康上などの諸事情で休学しなければならない学生は「休学費(学期毎に1学期分授業料及び1学期分施設費の各3分の1)」を、また留学する学生は「留学費(学期毎に1学期分授業料及び1学期分施設費の各3分の1)」をそれぞれ大学に納めなければならなかった。
今回の変更によって、経済的事情によって高額な休学費を払えず大学を退学しなければならなかった学生や、高額な留学費を理由に海外で学ぶことを諦めていた学生にも学びの機会が広がることになる。
SNS上では、「在籍料」の新設によって「休学費」や「留学費」が実質的に値下げされたことを歓迎する声もある一方で、休学や留学中に大学へお金を納める必要性を疑問視する声も挙がっている。
Weekly GIANTS Co.では、「在籍料」に関して関係部署へのインタビューなど更なる取材を行っていく予定だ。続報にご期待あれ。
・ICU Portal-「在籍料」の新設及び「留学費」、「休学費」の廃止について