なにかと話題な『あの』団体、みかん酒飲み比べ企画に行ってみた

3283" by sakura_chihaya+ is licensed under CC BY 2.0
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ICU祭では屋外部門3位をかっさらい、学内では『みかん愛好会』と名乗っている東大みかん愛好会。焼きみかんは食べたけれど、彼らは結局何をやっている団体なのだろう。

そんな疑問を解消するべく、同会主催の『みかん酒飲み比べ企画』に参加してみた。

まず始まったのは東大みかん愛好会の紹介であった。『東大』の名を冠しているものの実態はICUと東大のインカレサークルで、中核となるメンバーがTwitterとLINEでみかん関連のハンドルネームを名乗っていたことが結成のきっかけだそう。活動目的は「日本におけるみかんの消費量を増やす」こと。2014年1月に活動を開始したばかりだが、東大駒場キャンパスで開催された五月祭における同会の企画、「蛇口からみかんジュース」がYahoo!ニュースのヘッドラインに掲載される(現在は閲覧不可)など、注目を集めている。

会には日本みかん農協の関係者の方が出席しており、みかんに多く含まれるβ‐クリプトキサンチンが体に良い(詳しくはこちらhttp://www.cryptoxanthin.jp/p1_5.html)ということを熱く語って下さり、出席者には資料と共にみかんが配布された。

全国的に農林水産業や食をテーマとする学生団体は多くあるようだが、みかんだけを扱う団体は同会だけで、会員いわく「関係者からの協力は得やすい」とのこと。今回の企画で試飲したみかん酒も、酒造会社のご好意で提供していただいたものだそう。

デコポンや日向夏(ニューサマーオレンジ)、幻の果実とも言われる『ゆうこう』を使用したもの、梅酒を使用したものなど、広い意味での「みかん」酒が10種供された。みかん酒は日本酒やワインに比べると珍しく、一度に10種も味わうことのできる機会はそう無いだろう。10種類のお酒を一杯ずつ試飲し、アンケートに答えた後は、会場である梅酒ダイニングのお酒と残ったみかん酒の飲み放題タイムに入った。参加者はそれぞれ自分の好みのお酒を味わいつつ、料理に舌鼓を打っていた。

参加者は40人ほどで、筆者のテーブルには大学生が多かったが、社会人の方もいらしていたように思う。

みかん愛好会は今後も、みかんの消費拡大に貢献するべく活動を続ける。次回は一般参加者も募って「みかん料理教室」を開催する予定だという。

 

東大みかん愛好会

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