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レポートで困ったら?Writing Support Desk利用のススメ!

皆さんは学修・教育センター(オスマー図書館1階)に設置されているWriting Support Deskというサービスを利用されたことはあるだろうか。名前は知っていても実際にどのように利用すれば良いか分からず、利用できていない人もいるのではないかと思う。そこで、Writing Support Deskとはどういったサービスなのか、実際に利用するにはどうしたらよいのかなど、学修・教育センターの南和子さんと松木聖子さんにお話を伺った。(※インタビューは再構成済み)

 

ーーまず設立の経緯をお聞かせください。

Writing Support Desk(以下WSD)が発足したきっかけは、多くの教員から、学生のライティングスキルが低下しているのではないかと懸念する声があがったことです。その声をもとに、2008年ぐらいにライティングセンターのようなものを設置したらどうかという案が出ました。その後、ライティングセンターを実際に運営する上での課題点を把握するために、

試験的に教養学部長室と図書館が共同で運営するWSDが2010年12月2日から始まりました。そして、少しずつ改善しながら今のWSDの形になりました。

 

ーーどのような改善を主になされてきたのでしょうか。

パイロット版を開設した後の2013年4月に学修支援重点型としてリニューアルオープンしました。予約なしで気軽に立ち寄ってもらえる時間帯のランチタイムと4時限目にセッションを実施するようになりました。

次にリニューアルしたのは2014年の4月で、チューターの能力向上のためにWSDのワークショップ、チューターのミーティングを設け始め、WSDで受けられるサービスの質の向上を目指しました。

2018年4月には、学修・教育センターの傘下になり、他の学修支援サービスとの連携がスムーズになりました。

 

ーーWSDの利用対象者を教えてください。

ICU生ならだれでも利用していただけます。WSDの開設当初は学部生だけが対象者だったのですが、現在は院生の方もご利用いただけます。

 

ーーWSDのサービスの概要をお聞かせください。

WSDでは大学院生がチューターとなり、利用者が持ち込んできたエッセイなどの文章作成の支援を行っています。利用者はあらゆる種類の文章を持ち込むことが可能です。文章の種類では、レポート、ELA・JLPの課題、卒論、修論、博論など様々なものに対応可能です。文章の言語は日本語と英語の両方に対応可能です。

また、持ち込む文章はしっかりと書き切ったものでなくても構いません。構想段階のものをチューターに話してアドバイスを受けることもできますし、アウトラインをある程度作ってきて、チューターにアウトラインを作るにはどうしたらいいかなどのコツを聞くことも可能です。また、最終稿の段階でアドバイスをもらいに来ることも可能です。

ただ、利用者にはWSDのチューターが、文章を利用者の代わりに書くためのサービスではないということを念頭に置いてほしいと思います。チューターの役割は、あくまで利用者の方々が自分で問題を発見できるように導くことであって、指導内容としては、利用者自身で解決できるように効果的な質問をしたり、考えをまとめてあげたりなどが主です。

WSDの予約セッションのスケジュールは、授業時間に合わせてコマができているため授業時間の10分後に始まります。1セッションは40分です。連続で2コマ予約を取ることは可能ですが、2コマ連続でチューターにアドバイスをもらい続けると利用者自身がアドバイスしてもらったことを考えて書き直す時間があまり取れないのでおすすめはしません。
また、月曜日から金曜日の1限から6限まで予約を入れる事は可能ですので、空きコマなどを有効に活用してWSDを利用してください。

 

ーー予約をする際にはどうすればよいのか教えてください。

チュートリアルを受けるための予約はネットから可能です。ICUのCTLのウェブサイトに載っているオレンジ色のクマ(ライティンぐま)のアイコンが描かれているリンクボタンをクリックすれば、予約画面に移りますので、そこから予約を取ってください。また、初めてWSDを利用する方は最初に個人情報を入力する必要があります。

予約はセッションを受ける前日の夕方6時に締め切られるので、それまでに予約するように注意してください。特定のチューターのセッションを予約することも可能です。予約画面にチューターの専門分野などのプロフィールが記載されているので、それを参考にしてください。また、急遽チューターにアドバイスをもらいたい課題などがある場合は、当日のランチタイム、4時限目、または5時限目などの予約なしで利用できるWalk-in セッションの時間帯にWSDに立ち寄ってみてください。

ライティンぐま

 

ーーWSDを利用する際に必要な持ち物などを教えてください。

手ぶらでも、利用者の頭の中にエッセイの構想などがあれば基本的に対応可能です。また、ネットで予約する際に書きかけの文章をチューター宛に送ることも可能で、チューターが事前に見てくれる場合もあります。予約の画面にファイルをアップロードできるところがありますので利用してみてください。

 

ーーWSDのサービスは、教員にオフィスアワーにアドバイスをもらいに行くのと何が違うのでしょうか。

一番の違いは、チューターがコンテンツには触れずにあくまでもライティングの面に着目してアドバイスをくれることだと思います。教員の方にアドバイスをもらいに行く際は、どちらかというと、知識の補填などを指導されると思います。一方で、WSDでは文章の内容や知識といった事柄よりもライティングスキルを向上させるための手がかりを与えてくれます。また、チューターはピアの立場で親身に様々なアドバイスをくれるので、利用者の方がもしライティング自体に不安を感じるようであれば、WSDをぜひ利用していただきたいです。教員のもとに行く前にWSDで下書きを作成し、のちに教員の方にライティング面以外でのアドバイスをもらいに行くのも一つの手段だと思います。

 

ーー最後にWSDの利用を検討している学生に向けてメッセージをお願いします。

とりあえず気軽に使ってみてください。もし自分のライティングスキルに不安を持っている方は、肩ひじ張らずに小さな課題でもいいので持ち込んでみてください。

ーーありがとうございました。

 

実際に筆者もWSDを体験したことがあるので、そのときの感想を簡単にまとめたい。WSDを利用した当時、筆者はフリーテーマのエッセイを課題として出されていたが、何に関して書けばいいかさっぱりアイデアが浮かばなかった。そこで、藁にも縋る思いでWSDのカウンターに足を運んだ。実際に利用してみると、エッセイで何を書くかなどの考えがすんなりとまとまった。利用した際のセッションの手順としては、まずチューターを担当してくれた方に、課題が出されている授業の内容を簡単に説明した。すると、チューターの方が筆者のアイデアをピックアップして、ノートにテーマとして複数書きだして、筆者に「授業内容で疑問に思ったことや引っかかる部分などはなかったか」、「授業内容のどこに興味を持ったのか」など事細かに質問し、考えを整理するための手助けをしてくれた。また、エッセイを書くためのピンポイントな参考文献の探し方などのコツも教わったので、とても有意義な利用時間だった。ぜひ、エッセイなどの課題に悪戦苦闘している学生にWSDを利用してもらいたいと思う。

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