学内メディア団体インタビュー~第3弾~
HCICU Japan

 メディア団体インタビューの企画の第3弾。今回は、ICUを代表するウェブマガジンである、HCICU Japan(Her Campus ICU)のAnnaさん、Kavyaさん、Ayayaさん、Ayanassiさん、Yunoさんにお話を伺った。「”Her”と付いていますが、特定のジェンダーに囚われず、全てのICU生が参加できるサークルです。」と話す皆さん。運営陣だからこそ分かる魅力と今後の展望に迫った。

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ーー HCICU Japanを「〇〇団体」で表すと……?

Ayaya:「ICU生によるICU生のためのウェブマガジン」だと思います。

Anna:ボストンにあるHer Campusの本部は「女子大生による女子大生のためのプラットフォーム」を掲げています。ですが、ICUでは性別を問わない「ICU生全員のためのプラットフォーム」を目指しています。

ーー 他のメディア団体と比べるとHCICU Japanの活動はどの点がユニーク?

Anna:記事だけでなく、様々な形態で発信できるところです。HCICU Japanはライティングチーム、SNSチーム、イベントチームの3つのチームから成り立っています。現在はコロナウイルスのためにオンライン上でしか活動できませんが、終息したらバカ山でイベントを開催したいと考えています。計画段階ですが、古着を販売するイベントができたらいいなと話し合っているところです……!

Ayaya:記事やSNSで多彩なトピックを取り扱っていることだと思います。「The有益な情報」だけでなく、メンバーが気になっていることや好きなことも発信しているところがHCICU Japanの魅力だと感じています。

Kavya:私もAyayaが言ったように、幅広い記事が揃っているところだと思います。テーマが限られていないので書いた人の個性がそのまま表れるんですよ。

▲HCICU Japanの皆さん

ーー 運営陣だからこそ見えるHCICU Japanの魅力とは?

Ayanassi:見た人が心地良い気分になるものを取り入れようとしている人が多いところだと思います。私はSNSを担当していて、アプリを開いたときに、HCICU Japanの投稿を見た人が元気になるようなレイアウトを心がけています。 

Yuno:組織的なところで言うと、皆の個性が存分に発揮されているところはやっぱり魅力ですね。トップダウン方式ではないので、それぞれの書きたいことを記事にすることができます。ICUは多様なバックグラウンドを持つ人が多いので、パーソナルな内容になればなるほど記事が面白くなるんですよ!

ーー 記事を書くときに意識していることは?

Anna:「私はこんなことを書きたい!」という気持ちを1番大切にしています。記事を書き始めたときは、ネットに載ることを意識して無難な記事を書いていましたが、自分の経験や好きなことを書く方が楽しいと気付きました。ライティングチーム全体でも「もう少し勇気を持って自分の意見を発信する」を来学期の目標にしています。

Kavya:私が記事を書くときに1番大切にしているのは、「そのトピックをどれだけ世界に伝えたいか」ということです。トピックの大小や種類にかかわらず、それに対する熱意がどれだけ込められているか、ですね。また、真面目な記事も親しみやすい記事も、両方とも必要だと思うので、常にアイデアを考え続ける必要があると思っています。

ーー 活動のモチベーションはどこから?

Ayaya:忙しくなりすぎないところですかね。SNSは当番制で、毎日投稿しています。毎日投稿というと忙しそうに聞こえますが、人数が多いので1人あたり月1、2回投稿を担当する感じなので、勉強やプライベートとの両立もしやすいと思います。

Yuno:ライティングチームも自分で掲載日を設定できるんです。自治的な環境であることがモチベーションの維持には大切だと思っています。

Anna:あと、私たちは、毎週いくつ記事を書いたか、SNSに投稿したかなどをHer Campus本部に報告することになっていて、それに応じたポイントが付与されます。ポイント総数によって団体のグレードが変化するので、1つのモチベーションになりますね。

Ayaya:個人的な話になりますが、私はメディアの影響力や発信力を実感できたことが大きいですね。尊敬する人を紹介する企画で、中学生の頃から好きだったイラストレーターの方を紹介したんです。タグ付けやメンションをしたおかげか、数ヶ月後にご本人に気づいていただけて、その方のSNSでも紹介してもらいました。これからも頑張ろうと思えたきっかけです。

ーー SNSの投稿がとても魅力的ですが、意識していることは?

Ayanassi:見た人の気分が良くなるような投稿を心がけています。Instagramでは、投稿の背景の色を統一していて、9日ごとに変えているんです。例えば、クリスマスが近づいたら赤と緑を使うなど、SNSチームで話し合いながら工夫しています。

Ayaya:私は「ICUっていいよね」と思えるような投稿をすることも大切だなと思っています。今日も秋めいたキャンパスの風景の写真を投稿しました。ICUのキャンパスの風景が好きな人って多いと思っていて、密かに「Scenery at ICU」という名前でシリーズ化させたいなと思っています。

▲ICUの風景の投稿

ーー 今後挑戦してみたいことはありますか?

Anna:まずは対面の活動を増やしたいですね! まだリアルで会ったことのないメンバーも多いですし、他のHer Campusの支部とも交流してみたいです。

Ayaya:今のところ、オンライン上にしか存在しないサークルみたいになっている気がするので、ICU生にとって、もっと身近な存在になりたいなと思っています。

Kavya:あとは、Her Campusからジェンダーのバイアスを取り除くことも大きな目標ですね。「Her」と付いていますが、私たちは女子だけのサークルなわけでも、女子向けに記事を書いているわけでもありません。なので、自分たちを「Her Campus」ではなく、「HCICU Japan」と呼ぶようにしています*。

※そのため本記事でもHCICU Japanと記載しています。

Ayaya:どうしても「Her」の印象が強くて、「女子のサークル」というイメージが付いてしまっているんですよね。もっと多くのICU生が見てくれるようなコンテンツを増やしていきたいです! あと、キラキラしているとか、敷居が高いというイメージを抱かれがちなんですけど、ミーティングはすごくカジュアルでアットホームな雰囲気です。これからもICU生に身近に感じてもらえるプラットフォームを目指していきたいなと思っています。

ーー 最後に読者に向けて一言お願いします!

Anna:まずキラキラしているイメージは無視してください(笑)。とてもフレンドリーな人たちばかりです! 自分が発信したいことを自由に発信できて、自分をより深く知ることもできる場所です。

Kavya:「あなたは1人じゃないよ」ということですね。コロナで多くの人が孤独を感じていると思いますが、記事を書いたり読んだりすると、自分と同じことを考えている人が多いことに気づくんです。それって新しい友達を作るのに最適な方法だと思うんですよね。HCICU Japanがそういった機会を提供できたらなと思います。

Yuno:私は書くことで自分を表現するのが好きで、HCICU Japanに入りました。他の人にとって有益な記事じゃなくてもいいんです。自分の思いを表現したい人や書くのが好きな人が来てくれると嬉しいです!

Ayanassi:HCICU Japanは自分のクリエイティビティを存分に発揮できる場所です! コロナで人と関わる機会が少なくて自分をあまり表現できていないように感じる人は、ぜひ私たちと一緒に活動してほしいなと思います。

Ayaya:まずは「Her」の部分をなくしていくのを頑張っていきたいです。この記事を通じて、HCICU Japanを身近に思ってくれる人が増えたらいいなと思います。ぜひSNSや記事を覗いてみてください! 【水色】

HCICU Japan

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