謎解きバトルで選書権5万円ゲット!「スカベンジャー・ハント2015」開催
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難易度の高さから一部では毎年話題になっている、ICU図書館の春の恒例イベント「スカベンジャー・ハント」が今年も5月7日(木)から15日(金)にかけて開催される。
スカベンジャー・ハントとは、「ゴミ拾い」という語源を持つ「謎解きイベント」であり、アメリカの大学などではわりとメジャーなイベントである。参加者はイベント開催期間中、図書館全域に掲示される図書館に関連した「20問のクイズ」を探し出して回答し、どれだけ多くの正解を出せるかを競うことになる。
上位3グループには賞品も用意されており、ICU図書館に納品する本を実際に書店で選び、図書館の予算で購入する権利が与えられる。予算の配分は優勝グループは5万円分、準優勝グループは3万円分、3位グループは2万円分となっている。
図書館職員で担当者の紀平さんは、設問の内容について「館長を含め、すべての図書館職員に一人一問の設問ノルマを課しています。一人ひとりが真心をこめた問題が出来上がったし、職員の担当分野や得意分野によって、バラエティーに富んだ問題が用意できました。難易度については昨年度と同じくらいを想定していただければと思います。具体的には初級4割、中級4割、上級2割という構成です。ただし、私たちが初級だと思っている問題も、あまり図書館に足を運ばない人たちには難解なものになってしまうかもしれません」と話す。
また、参加者に対しては「過去には1年生が優勝したこともあるので、とにかくチャレンジした者勝ちだと思います。賞品に関しても、自分のものではないお金で好きな本を買えるというのはこの上ない快感だと思うし、是非参加して欲しいです」と語った。
ICUの学部生・大学院生ならば誰でも参加可能で、1人以上3人以下のグループであることが条件だ。
詳しくは、正式な開催概要を参考にしていただきたい。
※インタビュー内容は再構成済