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メールボックスの廃止を考える

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8月31日(水)、ICU Portal上に学生部長名義で「本館1階学生メッセージボックス利用状況アンケート実施」という名のお知らせが投稿された。お知らせには、SNSの普及に伴い本館1階学生メッセージボックス(以下メルボ)の廃止が検討されていること、その検討材料として、メールボックスの利用頻度や利用目的、廃止の賛否やその理由を問う学生向けのアンケートへのお願いが記載されていた。

文面から読み取る限り、大学側としては学生がどれほどメルボを不可欠なものとして利用しているのか疑問を抱いており、そのことを確認すべくアンケート調査を行いたいのだろう。アンケートの中には廃止後のメルボ跡のスペースの利用方法を問う質問も存在したため、メルボ廃止がかなり現実的なビジョンとして存在するのかもしれない。

お知らせにある通り、確かにここ数年TwitterやFacebookなどのSNSの普及は顕著で、学内の各サークルは独自のSNSアカウントを作成し、サークルの広報や宣伝を行っている。だが、そのこととメルボの廃止を安易に結びつけてしまっていいだろうか? 筆者は違うと思う。

そもそも、SNSというのは「いいね!」を押されていたりフォローをされていない人間に対してはほとんど情報を伝えることができないツールだ。原理的には、投稿を見た人間がシェアやリツイートをすることで、アカウントを「いいね!」したりフォローしたりしてない人に対しても鼠算的に情報を拡散することはできる。しかし、例えば新歓期にICU生の友達がほとんどおらず、学内にどういったサークルが存在するかもわからない状態の新入生がSNSを頼りに自力で情報を入手することはとても困難だ。ICUでは未だに学生間の情報のやりとりがフライヤーやポスターなどの紙媒体に依存しているのが現実であり、手渡しでのフライヤー配布に限界がある以上、メルボは必要不可欠なものであると考える。

たとえば、筆者が兼部している小さなサークルはSNSのアカウントはあるもののフォロワーの少なさもあって拡散力は弱く、部員数も少ないため、口コミではサークルの存在を知ることができなかった。サークルの存在と活動内容を知り、活動へと足を運んだのはメルボに投稿されていたフライヤーが直接的なきっかけである。メルボが廃止されれば、そういった小さなサークルは特に被害をこうむることになるのではないかと懸念する。

これはあくまで個人的な意見であり、各自思うところはあるだろう。大学に学生の率直な意見を届けるためにも、学生の皆さんはアンケートに協力してみてはいかがだろうか。回答期限は9/30(金)だ。

本館1F学生メッセージボックス利用状況アンケート実施について

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