ICU生向け時間割アプリ「ICUTTABLE#2」開発者インタビュー
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ICU生向けiPhone時間割アプリの定番だった「ICUTTable」。しばらくアップデートが行われておらず、開発は終わってしまったかのように思えた。しかし、最近別の方が開発を引き継ぎ、「ICUTTable#2」として息を吹き返した。「ICUTTable#2」について、開発者である新井友朗さんにお話をうかがった。
(※インタビューは再構成済み)
――このアプリには前任の開発者の方がいらっしゃるとのことですが、どういった経緯で開発を引き継がれたのでしょうか?
私自身、情報科学を専攻していて、プログラミングの勉強をしているのですが、自分でなにかモノを作ってみたいという気持ちが前々から強くありました。
作るならある程度反響を得られやすいものがいいなと考え、既にユーザーがいる「ICUTTable」の開発者の方にお話をして、引き継がせていただきました。
――実際に開発を引き継いでみて苦労されたことはありますか?
「ICUTTable」というアプリ自体が結構前に開発された物だったので、現在の仕様に合わず、頂いたソースコードが動かないことも多々ありました。
そのコードを現在の仕様に合わせようとしてみたのですが、前任の方は「ICUTTable」が初めて開発されたアプリだったので、コードが綺麗に整理されておらず、解読するのが非常に難しかったですね。
――今後のアップデートの予定はありますか?
ID:18の方でデザインを担当して頂いている方がいるので、ユーザーインターフェイスを変えたものを、冬学期のレジ日までにはアップデートしたいと考えています。
また、他大向けの時間割アプリのリリースも予定しています。
――現在の課題というのはなんですか?
現状、一番の問題は採算が取れてないということですね。私も来年から就職してしまうので、今後維持していくのは今のままでは難しいです。
他大向け時間割アプリのリリースや、「ICUTTable#2」に新機能を付与した有料版のリリースなどを検討しています。
――「ICUTTable#2」の有料版ではどういった機能がつく予定なのでしょうか?
まだ決定ではないのですが、現状では科目名や教員名、教室番号などの入力が手動になっています。それをRegistration Resultのウェブサイトからデータを取得して、自動で入力できるようにしたいと考えています。
アプリの時間割のスクリーンショットを撮って壁紙にしているユーザーも多いので、アプリを実際に使ってもらえるように課題を管理する機能なども考えています。
――最後にひとことお願いします。
ユーザーのみなさんから「こんな機能欲しい」「ここがこうなるといいんだけど」といったフィードバックがどんどん欲しいですね。
App Storeのレビュー欄にどしどし書き込んで下さい!
――ありがとうございました。