同窓会はICU祭でなにをするのか聞いてみた—新たなICUグッズもお披露目!
|今月25日、26日に行われるICU祭。学内のサークルや部活がさまざまなイベントや出し物を企画する中、ICU同窓会では、例年とは一味違うイベントが開催される。そこで、今年の同窓会の動向を知るべく、今回の企画に美術部OBと同窓会スタッフとして関わっている、ID80の村田広平さん(以下村田)とID81の原田なおみさん(以下原田)にお話を伺った。
(※インタビューは再構成済み)
――同窓会が今年のICU祭で行う企画について教えて下さい。
原田:今回も例年通り様々なイベントを企画中です。私が担当しているのは同窓会グッズの販売ですが、他にもアラムナイハウス内ではカフェやジャズなどの音楽演奏、ICU祭実行委員会の本館前テントでは、お子様用の縁日やカイロプラティックなどが行われる予定です。
村田:そのほかに、今回新しくできた「桜並木再生プロジェクト」とICU美術部OBのコラボ企画があります。これはICU美術部のOBたちが、切り倒されたICUの桜の木を再利用してペン立てなどを制作し、人気があれば同窓会グッズとして販売検討しようという企画です。また、ID96でフリーの木工家具職人である千田哲史さんの作品を紹介した展示も行う予定です。
――桜並木再生プロジェクトとICU美術部のコラボ企画について詳しく教えて下さい。
村田:同窓会は以前から、ICUの桜並木維持を支援するため、募金活動等を行ってきました。ICU美術部OB会ではこういった活動の一環として、すでに切られてしまった桜の木を有効活用できないかと考えました。そこで、ID77の岩田さんを中心とする美術部の有志が、桜並木再生プロジェクトの協力の下、桜の木を使ったアートグッズを制作し、同窓会グッズとして販売することでICUの桜並木に少しでも貢献しようと始めたのがこの企画です。
今回はICUの桜材の乾燥が間に合わなかったので、他の桜材を使い「ペン立て」、「なべ敷き」、「カードホルダー」の3つのサンプルを作ってきました。この3つは祭り期間中、アラムナイハウス2階に展示される予定です。サンプルの横には投票箱があり、見に来てくださった皆さんの投票によって選ばれたグッズが、正式に同窓会グッズとして販売決定されます。なので、皆さん是非アラムナイハウスにお越しください。
――ICUグッズ販売では何を販売するのでしょうか?
原田:今回は通常の同窓会グッズに加え、ゴルフボールやネクタイなど沢山の新商品をご用意しました。中でも、アナグマクッキーは、同窓会グッズ初の食品なので特にお勧めです。
また、清酒「ばか山」やワイン「武蔵野クロス」など、今まで販売していた酒類の他に新しく「アナグマワイン」が仲間入りしました。いずれも、アラムナイハウス2階にて販売予定ですので、興味のある方はぜひいらして下さればと思います。
――アナグマクッキーやアナグマワインなど、アナグマを使った商品が多いのはなぜですか?また、これらの商品で特にこだわった点はありますか?
原田:やはり、ICUのアナグマがNHKの番組『ダーウィンがきた』で紹介されたことが大きいとは思いますね。
商品それぞれのこだわりとしては、アナグマクッキーは、日本で一番初めにクッキーを作ったと言われる老舗店、泉屋に発注しています。創立者が敬虔なクリスチャンだったこともありますが、泉屋のシンボルマークである浮き輪が「世界を繋ぎ、平和を作る」というICUの理念とよく似ている意味を持っていたため、泉屋に発注をお願いしました。
また、アナグマワインは、武蔵野クロスより少しグレードの高いプレミアムワインとなっております。ラベルは同窓生である、エリック・イスカンダールさんの作品で、アナグマクッキーの刻印と同じものです。アナグマワインは、残念ながらサンプルのみの展示ですが、他の酒類はアラムナイハウスで販売しております。
――学生におすすめの企画はありますか?
原田:おすすめの企画を1つあげるとすれば、同窓生による音楽ライブでしょうか。演奏者は違いますが、両日の午後にそれぞれライブを行うので、ぜひ聴きに来ていただけたらと思います。学生の方は、普段あまりアラムナイハウスに来られることが少ないと思うので、祭り期間中には遠慮なくお越しください。
また、アラムナイカフェには、同窓生に「表参道のD館」と親しまれているカフェ「ジュメイラ」が初出店します。軽食メニューもあるので、皆さんにも是非いらしていただきたいですね。
――最後にひとことお願いします。
原田:今年は例年以上に、同窓会企画が充実しています。アラムナイハウスと本館前で、皆さんのお越しをお待ちしております。
――ありがとうございました。