知ってるようで知らない「ICUグッズ」の数々
|去る7月18日と8月8日、8月15日の3日間、ICUでオープンキャンパスが実施された。ICU内の三省堂にも特設のICUグッズコーナーが作られ、多くの受験生たちがお土産としてICUグッズを購入していったようだ。かくいう筆者も受験生時代は志望大学の名が刻まれた文房具を買っては願をかけていたものだ。
しかし受験生への売れ行きは好調であるとしても、他大学と比べてると少なくとも学生へのICUグッズの浸透率は低いように感じる。それは三省堂やアラムナイハウスにおけるグッズの配置場所が目につきくい、ということが一因かもしれない。そこで今回はそんなICUグッズ、特に同窓会プロデュースのグッズの中でも、筆者の目に止まり、イケていると思ったものや、ちょっと疑問に思ったものなんかを厳選して紹介・考察をしたいと思う。
ICUバンド
¥100
先日三省堂で目にとまり、筆者も思わず購入してしまったこのICUバンド。購入金額の50%が寄付金としてそれぞれグレーはJICUFに、ピンクは教会に、グリーンは大学に寄付され、留学生の支援等に使われるほか、1個につき1円がユニセフへと寄付されるという。2005年頃に全世界的に貧困問題への取り組みを謳って隆盛を極めた「ホワイトバンドプロジェクト」を彷彿とさせる、面白い試みだと感じた。
桜柄のキーホルダー
¥400
シンプルに桜があしらわれたキーホルダー。裏面には同窓会のロゴが刻まれている。桜はICUのシンボル的な位置づけであり、この他にも桜がかたどられた扇子やスカーフも存在する。
ちなみにこのストラップ、筆者や他の社員も購入したが、本体とホルダー部分の接続がそこまで強固ではないので、扱う際には注意が必要だ。
文房具類
ICUモルトボールペン ¥1,000
付箋 ¥100
オーソドックスなグッズたちだが、最も普段使いしやすいグッズかもしれない。聞くところによると、文房具はオープンキャンパスでもとくに受験生からのウケもよかったようだ。
Tシャツ
右¥1,500
左¥2,000
世間一般で大学グッズといえば、いわゆる「カレッジTシャツ」や「カレッジパーカー」などの衣類はポピュラーな部類だろう。しかしこれは個人的な感想だが、ICUのTシャツは正直デザイン性が追及され過ぎていて、なんとなく的が外れている感が否めない。凝ったグッズを作る前にオーソドックスな「カレッジTシャツ」が一枚くらいあってもいいのではないかと筆者は思う。パーカーやスウェットが毎年学生の有志で作成されている現状をみると、そういった需要も一定数あるのではないだろうか。
ゴルフボール
¥1,000
聞くところによるととある年配の同窓生の鶴のひと声で作られたそうだが、どれだけの需要があるのかは疑問を感じる。ゴルフをたしなむ年配の同窓生でも大学名があしらわれたボールを使うかどうかは疑問である。もちろん学生や受験生からの需要があるとも思えない。ゴルフボールを作るくらいならもっと他に作るべきものがあると思うのは筆者だけであろうか。
いかがだっただろうか。キャッチーなものから正直微妙なものまで、多様なラインナップが存在するICUグッズ。ICU生としてのアイデンティティを堅持するためにICUグッズを身に着けろ、なんてことは言わないが、中にはしっかりと構想されたアイデア性あふれるグッズも存在するので、興味を持った方々は一度手に取ってみてはいかがだろうか。