ICU祭直前!ICU祭実行委員長に突撃インタビュー!
|いよいよあと4日に迫ったICU祭。10月22・23日に行われるICU祭の企画・運営をするICU祭実行委員会の委員長、川村育大さん(ID18)に突撃インタビューを試みた。
――今年のICU祭のテーマであるExploring Differentialの意味を教えてください。
大学の新たなスローガンであるExpanding Potentialをモチーフにしたテーマです。
ご存知のとおり、学生からの公募・投票で選ばれたテーマなので、ICUという大学そのものの違いと、学生や教職員、来場者、それぞれの違いを認めて楽しんでもらえればという思いが込められています。ICUらしく、僕はいいテーマだと思います。
――去年の祭、今年の祭を比べて今回変わったところはどこですか。
2つあります。1つ目は、Weekly GIANTS Co.さんの方でも、春に特集していただいたのですが(http://weeklygiants.co/?p=6097)、やはりエリア分けです。例年ばらばらになっている一般企画にある程度統一感を持たせて、なにがどこにあるのかをわかりやすくしています。ICUという大学のことを来場者の方に少しでも知ってもらえたらな、と思います。自分としてはいい企画だと思います。本部企画局(企画を考案する局)に「なにか考えてみてよ」と言ったら本当に新しいこの企画のアイデアを持ってきてくれて驚きました(笑)
ゴヨウタシ横丁というエリアがその中にあります。そのエリアは、地域のつながりを意識したつくりになっています。ICU祭は、ミスコンを開催しない、芸能人を呼ばないという点で規模が小さくなりがちです。その中で、他大学の大学祭とどう差をつけるかを考えたときに、ちゃんと地域とつながることが大事だという結論に至りました。まぁこの企画も本部企画局が作ってくれてたのですが(笑) 今年が初の試みということで一般参加企画に色々とご迷惑をかけている部分もあると思うのですが、これからICU祭を大学一体、地域と一体のものにしていきたいので、宜しくお願いします。
2つ目はステージです。ポルフェステージは例年奥まった場所にあるのですが、それを旧ロータリーのすぐ前に移動させました。ICU祭はどうしても正門から入った時に学園祭の雰囲気がないということから、今年からポルフェステージを移動させることで、「祭をやってるぞ」感を出せるようにしました。やはり、バスを降りて、一番最初に見えるところで、「祭をやってるぞ」という感じを出せることが大事だと思ったので。規模自体は大きくなく、今年が初めての試みなので、成功するかがわかりませんが、ICU祭をより盛り上げていくための足がかりとして取り組んでいきます。
個人的に推したいのはエリア分けですね。来場者の方にとってもいい試みだと自負しています。これは自分が勝手に思っていることなのですが、ICU祭が何年か続く中で、「毎年このエリアで出しているから、次はこのエリアで出してみよう」とか。グランプリでも、エリア対抗部門というものがあるので、同じエリアのみんなで狙っていこう、とか。ただお金を稼ぐためだけではなく、ICU祭を他団体とつながっていくきっかけにしてもらえたらいいな、と思います。
――特に注目して欲しいところはどこですか?
多様性、雑多な感じですね。国際色豊かなエリアもあれば、日本のお祭りの屋台のようなものが集まっているエリアもあったり、先ほどご紹介したようにゴヨウタシ横丁で地域のお店が出店していたり。さらにステージ企画でも和太鼓とかサンバとか。そういうものを見て、これがICUなんだな、と実感していただければ幸いです。また、ゼミとかもあまり活発ではないので、そこはアカデミック企画で授業を紹介したりしているのでそれを見てくれればと。いろいろひっくるめて、今年のICU祭は、ICUっていう大学を知ってもらういい機会なんじゃないかなと思います。楽しみ尽くして帰ってください。
――ICU祭へ向けての意気込みをどうぞ。
この日に向けて、実行委員全体が頑張ってきました。ICU祭は、その結果が出る日です。その努力を見てほしいということではないのですが、その結果みなさんが楽しんでくれればと思います。また、各方面にご迷惑をおかけしたと思うのですが、その結果、なにを目指して学園祭をやったのかということがわかるような学園祭にしたいです。学生・大学各部署関係者・来場者の三方向にとって楽しめる、いいものができるような学園祭を個人的には目指しています。特に来場者の方が楽しんでくれることを願っています。
――ありがとうございました。