Facebookで900 Like以上! 「ICUの魅力を内部発信する」ICU×Alumni
|「ICUの魅力を発信」「ICUをもっとおもしろくしよう」そんな思いと共に始まったICU×Alumniというプロジェクトが最近、ICU生たちのFacebookウォールを賑わせている。現役生が同窓生と手を組み、ICUの素晴らしさを内外へ伝えていきたいという熱い思いを綴った投稿は瞬く間に900likeを超え、ICU生だけではなく同窓生からも多くの支持を得ているようだ。そこで今回は、ICU×Alumniの運営代表者である毛利竹宏さん(以下竹)と宮崎皓司(以下皓)さんにお話を伺った。
(※インタビューは再構成済み)
――ICU×Alumniでは主にどういった活動をしているのですか?
竹:僕たちの活動目的は、同窓生の人たちと協力して、ICUの魅力を内部発信することです。今主にやっているのは、ICUの魅力を内部に発信するプラットフォーム作りとHumans of ICUです。具体的に言うと、今ばらばらに活動しているICUの学生団体や個人の活動内容等を1つにまとめるプラットフォームを作り、それぞれの活動の認知度を高めたりしてその活動を支援することです。また、Humans of ICU はICU内にいる面白い人たちにインタビューをし、ICU生の魅力も発信しています。
皓:最終的には、僕たちの作ったウェブサイト1つで学生生活が過ごせるようなものを作っていければと考えています。
――ICU×Alumniが発足したきっかけを教えてください。
竹:この団体は、14の先輩方が昔設立したuni;cu(ユニーク)という団体が元となっています。uni;cuは現役の学生と卒業生を繋げようという目的だったのですが、先輩方が交換留学等でいなくなってしまったため活動を休止していました。そしてその先輩方が今年の3月に帰国したため、新しく何かやろうと考えて設立した団体が、ICU×Alumniです。
皓:その先輩方も卒業してしまい、引継ぎを受けたのが僕と彼の2人でした。最初はメンバーも少なく方向性も定まっていなかったのですが、メンバーも40人ほどに増え、目指すビジョンも見えてきました。
※uni;cuは14よりも前の世代の方々が設立した団体ではないかという指摘を受けICU×Alumniの方に確認しましたが、正確なことはわからないとのことでした。
――同窓生と一緒に何かやろうと考えたのはなぜですか?
竹:最初、僕たちのしていた活動は卒業生と現役生を繋げるイベントを開くことのみでした。しかし、なぜそれをしたいのかということを考えた時、ICU生の学生生活をもっと有意義なものにしたいからだと気付きました。そこで、もともと繋がりのあった同窓生の方と手を組むことで、現役生の世界をもっと広げることができるのではないかと思いつき、ICU×Alumniを活動の1つにしました。
――ICU×Alumniの活動を内部発信する際に、何か気をつけていることはありますか?
竹:そうですね。ICU生は主にFacebookを使って情報交換をしているので、ICU×Alumniの主な活動媒体もFacebookにしています。そこでlike数を稼ぐことによってできるだけ多くの学生に僕たちの活動を知ってもらい、ICU×Alumniの認知度を高めていくことが狙いです。
――Humans of ICUを始めたきっかけは何ですか?
竹:もともとのきっかけは、自分の身の回りにいるICU生に面白い人が多く、その魅力を伝えたいと思ったからです。でも、これからは自分の身の回りのICU生だけでなく、どんどんランダムにアプローチしていきたいと思っています。ICU生は全員、何かしら面白い魅力を持っているので、その魅力を引き出すようなインタビューをし、その人の人生観や視点などを紹介していきたいと思っています。また、それを記事としてICU×AlumniのホームページやFacebook等に載せることで、ICU×Alumniのプロポーションにもなりえます。彼らの世界観等を積極的に発信していくことによって、他のICU生にとっても、何かの糧となるような新しい気付きが生まれると良いなと願っています。
――これから何か新しい活動を始めていく予定はありますか?
竹:これからは、同窓生の方をもっと巻き込んだ活動をしていきたいです。今考えているのは、同窓生と現役生を集めたトークセッションを開くことです。一緒に話をすることで、現役生にとっては将来の自分像が明確になるでしょうし、同窓生は今の学生が何を考えているのかを知ることができるため、互いに刺激を貰うことができるいい機会になるのではと思います。また、将来的には意見箱の設置も考えています。これは同窓会のバックアップのもとで学生たちの大学に対する意見を集め、大学に訴える活動です。学生の声だけではなかなか動かない大学を同窓生と一緒に動かし、ICUを学生にとってもっと有用な大学にしていければと考えています。
皓:それと、ICU×Alumni主催でTED×ICUも開催したいと思っています。現役生と同窓生それぞれに出演者を募り、TEDという媒体を通じてICU生の持っているありとあらゆる信念やアイディアを広めていけたら面白いなと思っています。
――ICUの魅力とはなんだと思いますか。
竹:ICUには様々な魅力があると思います。特に、お互いの違いを理解し合いながらそれぞれの活動を進めていく環境が根付いているところが最大の魅力なのではないかと思います。
――最後にICU生に一言お願いします。
竹:ICU×Alumniでは、この夏Humans of ICU SUMMERを行います。ICUはもうすぐ夏休みに入ります。そこで、学生の皆さんからの「私はこんな夏を送っています」という報告をFacebook messageを通して写真と場所、そして”quote”と共にICU×Alumniへ送っていただけたらと考えています。詳しくはICU×AlumniのFacebookページをご覧ください。最高な夏をみんなでシェアしましょう!
次々と新しい活動に取り組むICU×Alumni。ICU生にとっての大学生活をより有意義なものにしていこうとする取り組みからは、彼らの大学に対する深い愛が感じられた。これからは、今まで目に見えなかった「ICUの魅力」を形あるものに変えていこうとする彼らの手腕に要注目である。
ICU×Alumni
公式サイト | http://www.icuxalumni.com/ |
Facebookページ | https://www.facebook.com/ICUxAlumni |