受験生必見! 7/19、8/9、8/16はICU OPEN CAMPUS

2014opencampus各大学では毎年、夏休みを利用してオープンキャンパスが開催されている。他大学より一足先に夏休みを迎えたICUでは、7月19日を皮切りに8月9日、16日、2015年3月21日と計4回のオープンキャンパスが開かれる予定だ。今回のオープンキャンパスでは、来年度から導入される新しい入試制度である総合教養(ATLAS)の説明や体験、ICUでの授業を実際に体験するモデル授業、教育寮とも呼ばれる新々寮についての説明会など、ICUへの入学を検討している受験生にとっては是非知っておきたい情報が目白押しである。そこで、ここでは今年度のオープンキャンパスの見どころをお伝えしようと思う。

 

モデル授業

オープンキャンパスの一番の見どころは何といってもモデル授業である。今回は、文学や歴史学、環境研究、開発学、平和研究などといった約14の幅広い分野から選ばれた教授たちが、受験生の興味をそそる特別講義を開講する予定だ。この講義は各メジャーの宣伝も兼ねているため、受験生はICUでの授業をただ体験できるだけではなく、自分の興味のあるメジャーについても知ることができる。

特別講義の内容は開催日ごとに異なり、19日は歴史学のオラー・チャバ准教授、人類学の森木美恵准教授、メディア・コミュニケーション・文化の有元健准教授、情報科学の太田啓路客員准教授が時間を変えて日に2回ずつ授業を行う。また、ELAの特別授業では、ICUの特徴である「リベラルアーツ」や「クリティカルシンキング」とは一体何なのかということが英語で説明されるため、ICUで行われる英語教育に興味のある受験生には特にお勧めだ。

このモデル授業は事前申し込み制のため、参加希望者はICUの高校生・受験生向けWEBサイトから登録フォームを送る必要がある。講義日の異なるモデル授業に複数回参加する場合はその都度登録をしなければならないが、受験生には自らの興味の赴くままに講義を受けてもらいたい。

 

総合教養(ATLAS)の説明・体験

皆さんは来年度よりICUの受験制度が一部変更となることをご存じだろうか。前年度から行われてきた、「リベラルアーツ学習適性」に代わり、講義を聴いて問題に回答する「総合教養(Aptitude Test for Liberal ArtS)」通称ATLASが2015年より導入予定だ。それに伴い、今回のオープンキャンパスでは、教養学部長である伊藤辰彦教授やアドミッションズ・センター長の毛利勝彦教授が、これから受験に臨もうと考えている受験生に向けてATLASの説明を行う。実際にATLASを経験できる良い機会でもあるので、ICUを受験しようと本気で考えている受験生は一度参加してみてはいかがだろうか。因みにこの説明会もモデル授業と同様に事前申し込みが必要である。

 

キャンパスツアー

毎年恒例のキャンパスツアーは、東京ドーム13個分という広大な土地を所有するICUを全身で感じられるまたとない機会である。学生食堂を「ガッキ」と呼んだり、正門からバス停までの長い道を「滑走路」と呼んだりといった、他の大学にはないICU用語を通して、ICUの歴史や文化に触れることも可能だ。

このツアーは、学生スタッフと共に普段授業が行われている本館から、雑木林の中にひっそりと佇む登録有形文化財、泰山荘にいたるまで、学内を隅からすみまで約45分間かけて巡る。日々の運動不足を解消するにはもってこいだ。また、入試本番では敷地面積の大きさと雪の関係上、学内で遭難しかける受験生が後を絶たないため、避難経路等を知っておくためにも参加をお勧めする。

 

オープンキャンパスは午前9:30に開場し、午後4:00まで行われる予定だ。上記の他にも、留学ガイダンスや寮・新寮の説明会、奨学金説明会、学生やスタッフによる個別相談など、今回も様々なイベントが開催される。東京駅から中央線で30分、最寄り駅からバスで20分弱という、少々交通アクセスの悪い場所にあるICUだが、通学経路の確認も兼ねて、一度足を運んでみてはいかがであろうか。モデル授業等の詳しい時間帯は、近日中にアドミッションズ・センターHPに掲載される予定だ。

 

ICU公式サイト-オープンキャンパス

 

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