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就職相談グループに聞く、「17エイプリルが今就活に向けてすべきこと」とは

"job-seekers"" by Temping Agency London is licensed under CC BY 2.0
“job-seekers”” by Temping Agency London is licensed under CC BY 2.0

2017年春に大学卒業予定の学生の就活が始まる。経団連は2年連続で方針を変更し、採用活動解禁の時期を6月に前倒しした。説明会などが解禁となる3月から採用解禁までの期間が、2ヶ月短縮されることになる。
度重なるスケジュール変更に戸惑いを感じ、気持ちばかり焦る学生も少なからずいるのではないだろうか。昨年度とは何が変わるのか? いま、実際に何をすればよいのか? ICUの学生たちの就職支援をおこなう、ICU就職相談グループ・グループ長の稲田聡さん、白石俊哉さんから、就活生に向けたアドバイスとメッセージをいただいた。
(※インタビューは再構成済み)

求められるのは「スケジュール管理能力」

−−「緊急企画」と銘打って、スケジュール変更に関するガイダンスが1月19日(火)に行われましたが、学生からの戸惑いの声がすでに多く聞かれているということですか?
稲田さん(以下稲):学生のとまどいというか世間に「ざわつき」があるように感じます。飛び交う情報だけに踊らされず少し落ち着いてほしいという目的をもって今回のガイダンスを実施しました。

−−「ざわつき」というのはどのようなものですか?
稲:たとえば、情報のみを耳にすることになっている、現在留学中のID17の学生からは、問い合わせのメールをすでにいくつか受けています。国外に留学している学生のみならず、国内の学生も不安視しているのではと感じたうえでの「緊急企画」でした。
朝礼暮改的に1年だけで就職活動のスケジュールが変更されたことがよくマスコミ等で取りざたされていますが、実際には言われるほど昨年度からの変化はないと私たちは考えています。企業研究などは昨年に比べて短い期間でしなければなりませんが、いまの段階から準備していけばそう慌てることはないだろう、というのが私たちの考えです。

白石さん(以下白):3月から始まる、説明会などの広報活動開始に向けての事前準備は、16とそれほど変わりません。ただ、3月以降は、去年以上にタイトになるでしょう。説明会や面接の日程が重なることが想定されます。たくさんの企業のなかから、素早く優先順位を判断することが求められるかもしれません。

稲:個々のスケジュール管理能力を求められるような日程なのかな、とは思います。

−−前年度の就職活動中に、16の学生から寄せられた質問にはどのようなものがありましたか?
白:16卒の就活でも、スケジュール変更に関連した問い合わせを多く受けました。それに対しては例年通り、「外資系企業やマスコミへの就職を希望している学生は、解禁を待たずに活動を始めましょう」とお答えしていました。ところが蓋を開けてみると、スケジュールを通りに採用活動を進めるのは、元来何万人も応募があるような超大手企業がほとんどで、前倒しで実質的な採用活動を開始する企業が多くありました。
この実態が明らかになり始めてからは、「実際には、スケジュールにかかわらずかなり早く採用活動がはじまっているので、8月の解禁を待たずに積極的に動いてください」という趣旨のお答えをしていました。もっとも、インターンシップやセミナーに参加した学生には、早期に企業側から案内があったりしますから、みなさんの方が先に気付いていたとは思いますが。

就活生がいま、すべきこと

−−3月からの就職活動を迎える学生がいま、すべきことはどんなことでしょうか?
稲:自己分析を含めて自分と向き合ってください。就職相談グループが開催するイベントや外部でのインターンシップなどに参加しつつ、実際に働くこととはどういうことなのか考えてください。ミスマッチがないように自分が本当に興味のある分野や業界を見極める期間ではないかなと思います。
ICUの学生は、学業の振り返りとして年度ごとにアカデミックプランニング・エッセイの提出を義務づけられています。「ICUになぜ入り、ICUで何をしたいのか」、「なぜそのメジャーを選んだのか」などそれぞれの段階で自分の考えを書いて提出します。自分の考えを把握・分析することをやってきていることは、他大学の学生には得がたいICU生のアドバンテージです。
ざっくりとした言い方をすれば、メジャーを選ぶのと就活のために自己分析をするのとはそれほど変わりません。ICUで培われた、自分を振り返り自己を分析する能力をぜひ生かしてください。

白:また、筆記試験対策の勉強などは3月に入ってバタバタし始める前の余裕のある今のうちにやっておいたほうがいいでしょう。

「余裕を持ちつつ焦る」?

−−「3月までは余裕がある」、と考えていて構わないのでしょうか?
稲:「余裕を持ちつつ焦るべき」というか。まだ余裕があるときにしっかり準備をしておくに越したことはありません。

白:いま、就職相談グループが行っているガイダンスなどのイベントは、3月2日から行われる、ICU PLACEMENT WEEK(学内合同説明会)に向けた下準備のためのものです。PLACEMENT WEEKでは、ICU生のためだけに、今年度は88機関(民間企業、公官庁など)が説明会を開催します。詳細はポータルのコンテンツ「就職相談グループ」にアップしていますので、現時点では名前を聞いたことのない企業も積極的に見て、広い視野を獲得してほしいです。
また、このPLACEMENT WEEKに向け、事前の注意事項、今年度から新たにお呼びする企業についての解説などのガイダンスを2月16日(火)のコンボケーションアワーに本館304で実施するので、PLACEMENT WEEKへの参加を予定している学生は、必ず参加してほしいです。

−−就活生は、就職相談グループをどのように利用すればよいですか?
白:ガイダンスなどのイベントと、就職相談グループのオフィスでの支援がふたつの大きな柱です。ガイダンスや筆記試験対策講座などの各種イベントは、自分の立ち位置を確認する「座標」のように利用していただきたいです。就職相談グループのオフィスはダイアログハウス1階にあります。ここではおもに進路希望登録を行っている現3年以上の学生向けの支援として、エントリーシートの添削、模擬面接、OBOG検索や図書の貸出などを行っています。特に個別相談は、基本的に事前予約制で実施しています。

−−進路希望登録や事前予約をしていなくても、就職相談グループのオフィスを利用することはできますか?
白:もちろん、できます。急に困ったことが起こった際に、飛び込みで相談に来る学生もいます。原則的に事前予約制としているのは、学生のバックグラウンドなども下調べしたうえで、確実に時間を確保して、手厚い支援を行うためです。

稲:飛び込みではつくれない本番に近い雰囲気の模擬面接を準備するためでもあります。

白:現在では学外の就活支援サービスにも手厚いものが多いので、そちらも積極的に利用してもらえればよいでしょう。しかし、ICU学内の機関だからこそできるICU生に寄り添った支援を行うことが、私たち就職相談グループのミッションだと考えています。特にOBOG情報や大学宛てに届く求人情報は学内にしかないものなので、有効に活用してください。行き詰まったときやうまくいかないときに、思い出してふらっと就職相談グループに立ち寄ってもらえればよいと思います。

−−ありがとうございました。

マスコミ等で取りざたされるように、説明会が解禁となる3月以降、就活生は例年以上に多忙になることが予想できる。しかし、2月までにやるべきことに変わりはない。昨年度の就活生の動きを訊いてまわってもよいだろう。また、自分の求めるものをしっかりあらかじめ見定めておくことは、3月以降の多忙ななかですばやく賢く志望先を取捨選択していく際に重要になってきそうだ。自分の求めるものを見定める能力がアカデミックプランニングを通して自然に身についているのはICU生ならではの強みである。いまは慌てず、就職相談グループが主催する学内でのイベントなども活用して、しっかり自分を見つめ直しておこう。

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