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ICU生の就職先をさぐる――2015年度の就職実績から

“Super Opening Live 2011” by Dick Thomas Jonson is licensed under CC by 2.0
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ICU生はどのような企業に就職しているのだろうか? これまでのICUの卒業生がどのような企業に就職したかは、これから就職活動を本格化させる2018年度卒業予定の学生にとっても、これからICUを目指す高校生やそのご家族にとっても、気になるところではないだろうか。そこで今回は、大学公式サイトに掲載されている2015年度卒業生のデータをを基にその分析をおこなった。

概況

2015年度の卒業生の進路状況(2016年5月1日現在)は、就職70%、進学16%である。就職を希望した学生のうち、就職先を決めた学生の割合は95.1%であった。
これらの学生の進路としては、サービス業が21.3%で最も多く、情報通信業が16.5%、製造業15.8%と続く。サービス業の割合が大きくなっている日本の就業構造を映しているように思える。

どんな企業に就職しているのか?

2015年度卒業のICUの学生の就職がもっとも多かったのは、大手企業向けERP(統合業務)パッケージソフトシェア1位のワークスアプリケーションズ(9名)であった。

ワークスアプリケーションズは、世界最大級の意識調査機関Great Place to Workによる「働きがいのある会社」日本版ランキング上位の常連であり、2016年度も3位を獲得した。また、初任給が高いことでも人気を得ている。世間ではあまり名前の出てこない企業ではあるが、就労時の働きやすさや実利を優先した学生が多かったということだろうか。

これに続くのは、日本アイ・ビー・エム(8名)や楽天(7名)、デロイト・トーマツグループと博報堂プロダクツ(5名)だ。このうち楽天は、ここ3年連続でICU生の上位就職先となっている(2014年度、2013年度ともに8名でそれぞれ2位、1位)。またこれらの企業には、9月入学、すなわち帰国生入学の学生が多い6月卒業生も含まれている。

外資系の企業や楽天のように社内での英語公用語化を進める企業では、帰国生や帰国生でなくとも高い語学力を持つICU卒業生の活躍の場は多いはずだ。同じくグローバルな活躍を求められるであろう、三菱商事(4名)や丸紅、住友商事(ともに3名)など、大手商社への就職も少なくない。

コンサルティングファームへもデロイト・トーマツグループのほか、アーンスト・アンド・ヤングとアクセンチュア(3名)、PwC Japan(2名)に就職を決めた学生がいた。語学力と地頭の良さ・バイタリティを高いレベルで要求されるコンサルティングファームは、ICUの学生の強みを活かせる職場といえるだろう。

まとめ

ICUは小規模な大学であるため、他大学に比べて大企業への就職での苦戦を強いられるような印象を持つ人が多いかもしれない。しかし、誰もが聞いたことのあるような大企業の多くで、人数は少なくとも毎年コンスタントにICUの卒業生が採用されていることがわかる。

また、世間に名前の出づらいB to Bの企業の中でも、年収水準が高い、あるいは労働環境の良い企業を選んでいる学生も多く見受けられる。有名企業はもちろん、意外な優良企業からの期待度も高いICUの学生なら、さまざまな分野を視野に入れ、積極的に就職活動を行うことで得られる結果も大きいはずだ。

参考文献

国際基督教大学「就職実績」、国際基督教大学『Home 学生生活 進路 進路実績』http://www.icu.ac.jp/campuslife/career/employment.html (2016. 9. 20閲覧)

厚生労働省「平成27年版 労働経済の分析 -労働生産性と雇用・労働問題への対応-」http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/15/15-1.html (2016. 9. 20閲覧)

Great Place to Work「2016年度「働きがいのある会社」ランキング」http://hatarakigai.info/ranking/ (2016. 9. 20閲覧)

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