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SEAプログラム体験記 University of Sussex編

england-475382_1920ICUの数ある留学プログラムのなかに、夏期休暇を利用した海外英語研修(Study English Abroad)プログラム、略してSEAプログラムがある。現在は多くの1、2年生がこのプログラムに参加し、さまざまな国の大学で語学研修に臨んでいる真っ最中だ。
WGでは前回に引き続き、いま現在シープロに参加し、海外にいる記者による現地からのリポートを連載する。
今回は、イギリスのUniversity of Sussexでのプログラムに参加しているMさん(ID19)からの報告を紹介したい。

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期末試験を終え、大学に入って初めての単位を無事に頂けるのか、はらはらとした心境のまま、筆者はイギリスへと飛んだ。この記事はそれから5週間過ごした感想である。

筆者が研修を受けているUniversity of Sussexは、ロンドンから南に電車で1時間ほどのブライトンという街の近くにある。ブライトンは海沿いのリゾート地で、美しいビーチやパブ、遊園地などがあり、夏休みらしいレジャーの環境が揃っている。ちなみにイギリスでは18歳から飲酒が認められているため、日本では飲酒のできない筆者も本場のラムを楽しむこともできた。

多くの研修先と異なり、University of Sussexでの6週間は、1つの家に5人で住む寮生活である。それぞれに個室が割り当てられるため共同生活のストレスが少ないのはよいが、授業外ではほとんど英語を話さなくても生活できてしまうため、英語力を磨こうとするならば積極的に同居人に話しかけないといけないことも確かである。また、同じエリアに住んでいる人はほとんどが中国の出身で、さながらチャイナタウンのような雰囲気なので、不運にも筆者は多くの人とは知り合いになれなかった。

そして、肝心の(?)授業だが、あまり評判が良くない。筆者のクラスのICU生は半分ほどで、他の学生はカザフスタン、トルコ、アルメニアなどから来た人がいるが、ICU生ばかりというクラスもある。また、授業の形式も講師によってばらつきがあり、ディスカッションを授業に組み込んだクラスもあれば、講師がずっとしゃべっているクラスもある。内容としては、午前中は文法や語彙が中心の授業で、週3回ある午後の授業はイギリス文化について学ぶものである。ELAと比べると格段に易しく、課題もない日が多い。授業をしっかり受ければ確かに英語力は伸びるだろうが、授業に期待しすぎるのもよくないだろう。

▲授業を受けている教室
▲授業を受けている教室

観光という面では観劇、古城めぐりやアフタヌーンティーなどを楽しむことができるほか、ロンドンにも近く、サセックスはおすすめできる。大学の近くにも牧場や古い教会があり、散歩に行くだけでもイギリスの田舎の雰囲気を満喫できる。この季節は日没が21時ごろと遅いため、授業が終わった後の時間を有効に使えることも大きな利点である。

英語力を上達させる環境という点について不満点はあるが、筆者はSEAプラグラムに来てよかったと思っている。SEAプラグラムに行かずに日本で長い夏休みを過ごせばいろいろなことができただろうが、イギリスのご飯が本当にまずいのかどうかは、実際に食べてみなければ分からないし、トルコ出身の人に自衛隊について説明することもなかっただろうし、カザフスタンでは羊の脳味噌も食べるのだということも知らないままだっただろう。英語が身につくかどうかは分からないが、SEAプログラムではかけがえない経験をすることができているということは確かだ。これからの1週間も頑張っていきたい。

▲キャンパスは自然豊かでリスもよく見かける
▲キャンパスは自然豊かでリスもよく見かける
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▲イーストサセックス州の中心都市・ブライトンの駅プラットホーム