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劇団虹の「海外公演」とは? 渡航直前インタビュー

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ICUの劇団の1つ、劇団虹は3月に海外公演を予定している。そこで、「劇団虹とはどんな団体なのか?」「海外公演ではどのようなことを行うのか?」ということを、渡航を目前に控えた劇団虹のプロジェクトリーダーの中川花依さん、演出の斉藤亜有さん、植村有紀子さんの3人からお話をうかがうことができた。
(インタビューは再構成済)
―――劇団虹は、海外公演でどのようなことを行うのですか?

中川さん:私たち劇団虹は、数年に1回、フィリピン、ケニア、インド、インドネシア、タイなどに渡航をして劇を届けています。最近では、1年に1回の渡航をしています! 今回は3月にインドネシアのジャカルタ・スラバヤに2週間滞在します。現地では、ジャカルタの村に滞在して、村の4つの小学校や市街地のストリートチルドレン更生施設に行きます。スラバヤではスラム地域のシティーホール4箇所と、ペトラ大学という学校の計10箇所でインドネシア語での公演をします。

 

―――ハードなスケジュールですね! 今回はインドネシアに行くのでインドネシア語での公演ということですが、例年現地語で公演をしているのですか?

中川さん:初めてインドネシアに行った時は日本語もかなり使ったという話を聞いています。ほとんど日本語の劇で、歌はインドネシア語で歌ったということだったので、どのくらい内容が伝わったのかは分からないです(笑)。しかし、今年でインドネシアでの公演は劇団虹としては通算3回目、16は2回目になることもあり、最近は全て現地語で公演をしています。去年はフィリピンでタガログ語の公演をしました!

 

―――海外公演で大変なことや苦労したことを教えて下さい。

中川さん:まず、気候、言語、環境、時間感覚すべてが違うことに苦労しました。前回インドネシアに行った時は、まずとにかく暑かった! 村に滞在していましたが、ホテルなどとは全く環境が違い、電気が必ずしも通っているわけではないところで生活したので、そこが大変でしたね。

 

―――では、海外公演のやりがいや楽しかったことは何ですか?

斉藤さん:私は去年フィリピンに行ったんですけど、フィリピンの子どもたちってそんなにたくさんミュージカルを見ているわけじゃないと思うんですね。初めて見るミュージカルをキラキラした目で観てくれるのを見るとやりがいがあるし、それは日本でもフィリピンでも同じです。日本の子もとてもキラキラした目で観てくれる。ただフィリピンの子たちのほうが笑顔が上手な印象です。日本の子は照れちゃうので(笑)。フィリピンの子はガンガン参加してくれるから楽しかったです。劇を観る機会が少ないから喜びもひとしおっていうのもあるのだとは思いますが、私たち日本人の珍しさもあると思います。現地の子にとっては外国人が来るということもほとんどないようです。今回訪ねる村はジャカルタから100kmも離れている場所で、外国人がなかなか行かない場所なので。その子たちからすると私たちは宇宙人みたいなもので、何なんだこの人達! 見たことのない人たちが来てる!っていうことも初めてになるので、より新鮮な気持ちで出迎えてくれる点で日本の子たちとは違いますね。ただ、そこに子供がいて、楽しんでくれるっていう点は何も変わらないです。

 

▲練習の様子
▲練習の様子

 

―――では、劇団虹という団体について教えて下さい。

中川さん:劇団虹は、RBPプロジェクト(虹のかけ橋プロジェクト)として2001年に発足した団体です。最初はどこから呼ばれることもないので、自分たちで衣装と音響だけを持って公演先を見つけて劇をしていました。今では年に20回くらい近くの幼稚園、小学校、老人ホームなどで劇やらせてもらっています。

劇をする際に、私たちが大切にしていることが3つあります。1つ目は「参加型」。お客さんが実際に劇にダンスとか歌、走ったりとかで参加できるようにすることです。2つ目は「十字路型」。参加するにあたって、キャストが十字の間を通ることで臨場感があったり、より近いところで演技ができます。3つ目は「宅配型」。これはとても大切なことだと思っています。公演を見るために、劇場に足を運ぶことのできる人は限られています。なので、私たちが劇を届けにその場所まで行くことはとても大事なことです。村の子どもたちが劇場に行くっていうことは絶対に難しいのですが、私たちが村まで公演を届けに行くことで、劇を見せることができる、という宅配型公演の試みなんですね。ですので、「宅配型」である今回の外国公演は劇団虹にとってとても大事なことです! その他の活動として、他の学校のボランティア団体同士の交流会を行ったりもしていて、年々活動の幅を広げています。

 

―――劇団虹が何かの賞を受賞したと聞いたのですが、どのような賞を受賞したのですか?

植村さん:SYDボランティア奨励賞といって、社会で活動している団体を募って、新しい試みを展開していたり、優れた活動によって、著しい効果をあげたグループ・団体を顕彰する賞です。今回、劇団虹は特別賞に選んでいただきました。(SYDボランティア奨励賞公式HP http://www.syd.or.jp/volunteer/v_prize.html)実は虹は何年か前からSYD奨励賞に応募しているんです。継続的に応募していることに加えて、規模も大きくなっているということが評価され受賞することが出来ました! 活動をコンスタントに続けていることも団体にとって大事なことだと思うので嬉しいです。

▲受賞式の様子
▲受賞式の様子

 

―――ありがとうございます。最後に、公演の告知などがあればお願いします。

全員:劇団虹では4月にただいま公演を行います。インドネシア語の公演が観られるのはただいま公演だけ!今年ICUに入学予定の新入生は、の皆さんは、6月の公演ではキャストとして出演することもできます! ICUに数ある劇団の中でも、劇団虹は一番早くデビュー出来ますよ! 敷居が高いと思わずにぜひ参加してみてください。体験稽古もただいま公演もありますし、本当に楽しい団体です。主役もできちゃうかも! ぜひ、劇団虹に遊びに来てください!

 

―――ありがとうございました。

 

いかがだっただろうか。劇団虹は現在(記事掲載時)インドネシア公演の真っ最中であるため、劇団虹に興味のあるICU新入生は4月のただいま公演や体験稽古を是非楽しみにしておいてほしい。

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