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【宣伝記事】ICU歌劇団冬公演「ポーズ Pause/Pose」演出の植田さんにきく公演の魅力

来る2月10日から13日にかけて、ICU歌劇団2017年度冬公演「ポーズ Pause/Pose」が上演される。これは脚本、歌詞、音楽などなど全てがオリジナルという試みがされている公演だ。また、音楽は全て生演奏である。そこで今回は、この公演で原案・演出を務めている植田望裕(のゆ)さん(ID20)にお話を伺った。
(※インタビューは再構成済み)

ーー今回の公演は、脚本、歌詞、音楽の全てがオリジナルだとお伺いしたのですが、どうしてそういう試みをすることになったのでしょう?
「オリジナルのミュージカルをやってみたい」という思いは元々あって、たまたま今回の公演で作詞、作曲をしている友人と立ち話をしているときに「作詞してみたいんだよね」「作曲してみたいんだよね」って言っていて、「え、じゃあやろうよ!」と、なりました。結構偶然に決まったかもしれません。(笑)また、作詞を担当している千村千代と作曲の片山絵里の2人ともがID18(4年生)ということで、私以外の2人が在学している最後の学期は今しかないというのもきっかけの一つです。

ーー物語のあらすじをお聞かせください。
すごくざっくりと言うと若者の群像劇です。ケンという大学生の男の子がいて、友達と楽しく過ごしていても何となく感じる違和感を抱えているキャラクターなんです。そのケンが、ひょんなことから5歳の女の子を一週間預かることになり、その子によって彼がだんだん変わっていく過程がストーリーの軸として描かれています。
カフェが舞台なのですが、カフェの店長や、ウエイトレスの女性、彼女に片思いしている青年、カフェでライブをやる大学生も登場します。カフェを舞台とした人間関係も描写されるのですが、ケンと5歳の女の子の関係が軸です。

ーー植田さんは、演出としてキャストの方々にどのような指導をされていますか?
演出にも色々やり方はあります。もともと頭の中にイメージがあって、役者の一挙手一投足までこれを再現してくれっていうやり方の演出家もいるのでが、私はその反対ですね(笑)。私のやり方としては、役者に「とりあえず何かやってみて」って言って、キャストに委ねている部分が大きいです。もちろん譲れないポイントはあるんだけれども、基本的にキャスト、歌唱指導、演技指導などなどの色んなスタッフと一緒に作っています。
そしてプラスして登場人物が「植田望裕」と言う人間のいろんな面をキャラクター化したような存在なんです。その上で、私のキャラクターが舞台に乱立している状況を避けたかったのもあって、キャストに一度キャラクターについて考えてきてもらってます。私は登場人物の骨組みは作るんだけれど、肉付けはキャストに任せていた部分が大きいです。

ーーこのミュージカルの見どころを教えていただけませんか?
一般的に「見どころ」のシーンって、あるキャラクターのソロ曲を想像されるかもしれないですが、カフェという場にたくさんの人がいて、その中のある登場人物がフォーカスされて物語が進行しているときにも後ろで日常風景がそのまま描かれているっていうところに注目していただければと思います。ひねくれているように思われるかもしれませんが、ある意味で「普通に生活する中でたまたまある人の物語が切り取られた」ということがわかりやすいかなと思います。例えば主人公が1人というお話は明らかにその人が主題になっていますが、群像劇はたくさんいる中の誰を切り取って物語にするかは脚本次第な面があります。そして、主人公が1人しかいない物語でいわゆる「アンサンブル」って呼ばれるような登場人物たちにも、それぞれの物語がある、ということをうまくお伝えできていたら嬉しいです。

ーー「ポーズ Pause/Pose」という、タイトルの意味についてお聞かせください。
実を言うと私がタイトルを思いつかなさ過ぎて、作詞の千村と作曲の片山がいろいろ考えてくれたのがこのタイトルです。最終的にタイトルになった「ポーズ」は、片山の発案です。「ポーズ」は、1つは「ポーズをとる」っていう意味があります。それは人からどう見られるか、「自分」にとっての「誰か」っていうのはどういうものなのかというのをテーマにしていて。誰しも人からどう見られているかを気にして何かしらの「ポーズをとる」という意味が込められています。また、この物語は1週間のあいだに繰り広げられる話なのですが、メインキャラクターたちがその1週間は一歩立ち止まって、そのあとで人生の新たな一歩を踏み出すイメージがあって、「一時停止」という意味の「ポーズ」です。日本語にしたら一言でポーズになりました。

ーー意気込みなどがありましたらどうぞ。
生演奏ですし、オリジナルの脚本だし、キャストも初めて出演する子が多いです。そして、私自身も演出を務めるのが初めてです。割とチャレンジングなことをしているのかもしれないですが、来場していただく方にはお金と時間をもらって作品を提供しているわけであって、「学生ががんばりました、すごいね!」っていうだけに終わらないミュージカルにしたいです。
もう一つ、オリジナル作品ですし、もちろん再演の予定もないので、この公演が一生に一度のチャンスかもしれません。もしもさまざまなことが重なって再演されることになったとしても、オリジナルの公演を見られるのはあなただけです! ICU歌劇団が従来やっていた劇と比べると80分と短い時間ではありますが、その分ぎゅっと見どころを凝縮してお届けしますので、ぜひ観に来ていただきたいです。

 

公演の詳細は以下である。
公演名:ICU歌劇団2017年度冬公演 ポーズ Pause/Pose
場所:国際基督教大学ディッフェンドルファー記念館東棟(旧D館)オーディトリアムホール
日時
2月10日(土)開場14:00/開演14:30
2月12日(月)開場19:00/開演19:30
2月13日(火)開場19:00/開演19:30
チケット:前売り500円、当日600円

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