Reunite ICU 2021って?
―第2次参加応募締め切り、17日に迫る―

 

 コロナ禍で失われたICU生の交流の場を提供するイベント「Reunite ICU 2021」(以下、Reunite)が、2月13日と14日に開催される。Weekly GIANTS Co.は当イベントに携わるReunite ICU 2021実行委員会(以下、実行委員会)広報局のyu.さん、崔守斌さん、呉悠さんを取材した。

※インタビューは再構成済み

 

 

Reunite ICU 2021のはじまり

 今では、クラブ代表者会議と共同主催の一大企画として多くの人を巻き込み発展する当イベントだが、その始まりは学生2人のふとした会話にあった。

yu.「友人のアキ(現実行委員長)とZoomで話していた時に、ICU祭が中止になるというメールが届いて。オンラインで何かできるのではないかと2人で話し合いました。個人的には、所属しているサークルの先輩方の最後の舞台が失われたことにショックを受け、皆が立ちたい舞台に立って卒業することができるようにしたいと考えました」

 yu.さんとその友人・アキさんによって考案された「Reunite ICU 2021」。主にYouTube配信、Web掲載、交流の3つの企画で構成される「ICU生に発表機会・繋がり・出会いの場を提供するオンラインプロジェクト」である。今回インタビューを受けていただいた崔さんと呉さんは、ELAのセクションでの繋がりや実行委員会のSNSでの広報活動を受けて、運営側として参加することになったそうだ。現在、当イベントの実行委員会は新入生を含めた約20人のメンバーによって構成されている。

 

いままでの「大学祭」とも異なる、新たな方向へ

 そんなReuniteがコロナ禍での学生の活動の場として比較されうるのが、複数の他大学が開催したオンライン大学祭だ。ICUの場合、今年度のICU祭は中止となりオンラインでの開催もされなかったため、「ReuniteってオンラインICU祭……?」という戸惑いの声も耳にする。では、いままでの大学祭と比較して、Reuniteが目指すのは具体的にどのようなイベントなのだろうか。

yu.「私たちは当イベントの対象をICU生に限定しています。例えば、ICU祭は例年、地域の方々を含んだ様々な層をターゲットにしていますが、Reuniteは体験する側もそれを提供する側もすべてICU生。これは主に、対象を狭めることで1年生から4年生まで全員にじっくりと参加してもらいたいという理由からです」

「また、ICU祭はサークルやセクション等の団体での活動が主ですが、Reuniteは個人も参加対象です。コロナ下では、キャンパスから遠い場所で生活している学生や、団体に所属する機会のない学生もいます。個人でも気軽に参加できる形で、失われた交流の機会を提供したいと考えています」

 より多くのICU生のための交流の場。ICU祭とも異なる新たな方向へと舵を切るReuniteは、オープンハウス境界線(イベントバー境界線より改名、以下境界線)*¹ともビジョンを共有し、手を取り合っている。先月27日には境界線にてトークイべントも行われた。

yu.「アキと私は境界線でお手伝いをさせていただいたこともあって。トークイベントはReuniteICUの公式YouTubeチャンネルから配信し、50人程が視聴してくれました。トークイベントには50人程が参加してくれました。Reuniteの説明箇所のみならず、境界線や大学生活等、複数の話題について実際に話せたことが嬉しかったです。こうした、人との繋がりを特に大切にしていきたいと思います」


▲生配信トークイベント アーカイブ @境界線オープンハウス 12/27

 

*¹オープンハウス境界線:ICU生・高橋秀幸さん(ID19)が運営するバー。知的好奇心を刺激すること、学内の境界線を越えること、ICUと学外の境界線を越えることをコンセプトに、現在はオンラインでの場所づくりにも取り組んでいる。(Weekly GIANTS Co.によるインタビュー記事はこちらから http://weeklygiants.co/?p=8924 )

 

「再結合」と共に 

「コロナ禍では、大学生活でも制限されることが多い。入学してやりたかったことに少しでも近いことを体験してもらいたい」
「人生で一番楽しい時期とも言われる大学生活が、まる一年潰れてしまったようにも感じる。誰にも会えないような日々を過ごす新入生に、大学生らしさや人との繋がりを実感してほしい」

 新入生を含めた在学生の交流の促進を目標とするReunite実行委員会は、予定されている2日間の企画のほかにも、様々な取り組みを行っている。

yu.「来年以降もコロナ禍がおさまらず、オンラインを継続する必要があった場合、それに対応できるよう、スキルを持った学生の教育にも力を入れています。照明や音響は大学祭でも自前で行っている部分が多い。しかし、配信に関する技術や知識を得る機会はなかったという学生がほとんどで。ReuniteICUで生配信を行なっておくことで、それ以降に同じような企画をしたい後輩が出てきた時に困らないように準備ができるのでは、と思っています

「また、当イベントは非営利ですが、企業様からの協賛やクラウドファンディングを通してご支援を集めています。協賛ではICUの在学生や卒業生の方々に声をかけさせてもらい、携わっている企業やビジネスを学生に紹介させていただく。そうして、イベント参加者がICUにも様々な活動をしている人がいるということを知り、何か新しい挑戦を始めるきっかけにしてもらえたらと考えています」

▼クラウドファンディング
https://camp-fire.jp/projects/view/367376

 

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 Reuniteの第2次企画参加申し込み締め切りは、1月17日まで(Web掲載の作品の提出は、同月31日締め切り)。キャンパス内の課外活動が禁止された今、生配信や交流企画は団体の活動・発表の場としても使用できる。まずは、提示されたテーマに沿った写真をアップする「写真展」等、個人で気軽に参加できる企画から参加してみてはいかがだろうか。 【Sylvie】

▼募集要項
https://reuniteicu.com/docs/Reunite-ICU-youkou.pdf

▼参加エントリ―ページ
https://reuniteicu.com/entry.html

 

今回インタビューをさせていただいた方々

yu.

ID22。都内からオンラインで留学中。うどんとティラミスが好き。誕生日にはティラミスを2箱購入し、1箱は自分用、もう1箱は家族用に。

(いち押し企画)交流。

顔を見て話のできる双方向的な企画で、普段出会えなかった人が出会える場に期待しています。

 

崔守斌
(チェ スビン)

ID22。留学が来年度に延期され、インターンシップ等に参加しながら休学中。焼き芋が好き。スーパーを巡って焼き芋のコンプリートに挑戦をしたことも。

(いち押し企画)生配信。

普段の学生生活では中々見られない企画なのでぜひ参加してほしいと思います。

 

呉悠(ゴ ユウ)

ID22。ピザ、特にクアトロフォルマッジが好き。コロナ禍で犬を飼い始めました。

(いち押し企画)写真展。

一つのテーマでも、それぞれの撮影対象や方法があって面白い。気軽に参加できる点も魅力的です。

 

Reunite ICU 2021

▼Linktree(Reunite ICU 2021の全てのリンクはこちらから)
https://linktr.ee/reunite_icu

▼オフィシャルホームページ
https://reuniteicu.com/

▼オフィシャルブログ
https://blog.reuniteicu.com/

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▼フェイスブック
https://www.facebook.com/Reunite-ICU-106742274554782/

▼Reunite ICU 交流(双方向)ZOOMオーディエンス参加申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSebyLEoxQXBgrVLLKE9vvEpEjKybZYEcEkUld3DK0hJe9qnUg/viewform?usp=sf_link

▼お問合せ
support@reuniteicu.com